2022年3月に読んだ本は、6冊でした。
3月は10冊くらい読みたいと思っていたのに、暖かくなってきてなまけてしまった。
16:減速して自由に生きる
この本は、「会社勤めのシステムから降りて、小さく自営し、やりたいことをやる」というスローライフ的な内容が小説形式で書いてあります。
著者の言うスローライフとは、「半分農業をして、半分は自分がやりた仕事をして収入を得て生活していくスタイル」である半農半Xという生き方のこと。
もちろん生きていくためにはお金が必要なので働く必要はあるし、そのためには多少の我慢なり努力をする必要はあると思う。
ただ、現代はそのプレシャーによって自殺が多かったり、生きた心地がしない人が増えたり、休日に心が休まらなかったりと、心に病を抱えてしまうのも事実。
人間はこれしか無いと思って行き場を失い、心が不安定になり、そして悪循環に陥ってしまうことが多々ありますよね。
そんな時に本書の1つの生き方を思い出し、心のセーフティーネットとして頭にとどめておくといつか救いになる時が来るはず。
こんな生き方もあるのかぁ、頑張りすぎるのも良くないなぁなど、知ることができる良い本ですよ。
17:言語化力
仕事柄Web媒体で魅力を伝えたり、ライターなどの文章を書く仕事をしているため、言語化的な物に興味があり表紙に釣られて購入してみた。
タイトルの通り本書には、
- 上手な言葉にする方法
- 印象に残る言葉を作る方法
- 言葉で人を動かく方法
といった内容が、図解や数字を用いて細かく書いてあります。
本書の中でも印象に残っているのが以下の部分。
人の心を動かすのはいつだって解説ではなく、感情だ。
74ページ
昔の文章は理論であったり証拠が大切だったはずが、現代はSNSの流行りもあり、文章的に正しくなくても感情を動かせられる文が強いというのが学びになった。
ある程度本を読んできたり、文章に携わったりしてきた人にとっては大した内容ではないように感じられますが、現代の売れる文章の基礎を知りたい人にはおすすめできる本です。
18:東大読書
本をたくさん読もうと思っているので、効率よく本を読む方法はないものかと模索している時に出会った本。
東大読書という人を惹きつけるタイトルの割には、割と簡単で初学的な内容が多かったように感じ、途中で読むのをやめてしまいました…。
本中の文章の書き方についても色々疑問を感じる部分もあり、個人的には内容的に勉強になる部分はありませんでした。
大人が読んでも目新しい情報があまりないため、読書経験があまりない子供向けの本だと思います。
19:後悔しない歯科矯正
歯列矯正をしようと思い、いろいろ調べていくうちにこの本を見つけた。
この本には歯科矯正治療についての「歯科医の選び方、気をつけること、問題点」などがたくさん書いてあり、矯正についての基礎を学ぶことができた。
歯科医によって治療期間や治療方法が変わったり、値段がぜんぜん違ったりとなかなか難しい世界なので、この本を読んで歯科医選びの一つの指標ができたのが良かった。
歯列矯正をしたい・子供にさせたいけど知識がなくどこから初めて良いかわからない方は、ぜひこの本で知識を深めてから歯科医に行きましょう。
医療費控除も使えるし、今年中に歯列矯正を始めたいな…。
» 関連書籍:世界の一流はなぜ歯に気をつかうのか
※次はこれを読みたいと思う
20:手放す練習 ムダに消耗しない取捨選択
この本は、ミニマリスト界隈で有名なブロガー・YouTuberのしぶが書いた、ものの選び方や捨て方の考え方に特化した書籍。
僕はミニマリストほどではないが、私生活はできるだけシンプルによりミニマムにしたいと考えているため、気になって購入してみました。
本書に書いてあるレベルのミニマリストを目指す必要はないとは思うが、ものを買う時に意味を考えたり、使ってないものは手放したりと、ものを買う前から買った後まで大切にする精神は必要だと感じた。
情報過多の時代、ものだけではなくインターネットやSNSの情報もミニマムにしていく必要があると思っていて、本書ではそのことについても触れられていて勉強にりました。
» 関連書籍:手ぶらで生きる。
※しぶさんの1つ目の書籍
21:勝間式 金持ちになる読書法
書術的な本をよく読んでいますが、「お金持ちになるため」という角度で書かれた読書本は珍しく、気になったので手にとってみました。
まずは、読書量と年収は相関関係があり、「お金持ちは本をたくさん読んでいる人が多い」 = 「本をたくさん読めばお金持ちになれる」とう内容が事例を交えて書いてあります。
そこから、本書に書いてある「お金持ちになるための読書ルート」を学んで実践を繰り返していけば、お金に対して豊かにるというところまで丁寧に解説されている。
お金持ちになるために必要な読書方法という本ですが、
- どれくらいの量の本を読めばよいか
- どうやって読書量を増やしていくか
- どうやって読んだ本を活用していくか
といったように、上手な本の読み方も学べたので良かった。
やっぱり読書はコスパが高い、素敵なものだとこの本を読んで改めて思いました。